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2008.02.28 (Thu)

李登輝学校・発表録 1/13

といっても、李登輝校長や久保田信之院長の講演録ではなく、先日ボクが『第三教育改革期に向けた大学経営改革の方向性』というものを日本李登輝学校修学院の皆さんの前でしゃべらせていただきましたので、その発表録です。

自分がしゃべったことをまとめて頂いたのですが、やぁ、講演というのはやはり大変ですね。
文字にしてもらったものを読み返してみると、なにしゃべってるのかよく分からない(笑)。

これも勉強だと思い、ブログにさらすことにいたしました。
なにとぞご寛恕いただければ幸いです(笑)。




早稲田大学院の梅本と申します。
きょうは私に「文化経営」というテーマを与えられましたので、明治維新以降、日本の近代教育制度を整備した“大学”制度が現在迎えている諸問題を今回はみつめていきたいと思います。みなさんのお子さんやお孫さんなどの中にはこれから大学に入学される方もおられるでしょうし、在籍中や卒業された方もおられるかもしれません。しかし、あまり現在の大学のことはよくご存じないというのが、本当のところではないでしょうか。大学という組織もずいぶん皆さんが在籍しておられた時期の姿とはイメージをだいぶ変えていると思います。では、なぜ変化をとげていっているのか、そういう部分を中心に話を展開したいと思います。

まずは、大学制度の成立プロセスを簡単に見直してみましょう。ただし、昨今の教育システムの改革スピードは大変速いので、とりあえず文部科学省の成立までを考えてみます。

明治維新を向かえ、新政府は徳川幕府にかわる新しい中央集権システムを全国的に構築していきます。教育行政に関してもそれまで徳川幕府や各大名家などによって個別運営されてきた教育行政を新政府直轄のもとで行えるようにします。

それが明治4年の文部省設置という政策です。
ここからが明治以降の教育行政のスタートであった、ととりあえずは認識してください。

翌年には、文部省布達13号をもって「学制」というものを成立させます。学校制度をとりあえずは規定したものですが、この学制の布達以前は、徳川時代から続いていた寺小屋などの民間の教育機関が自由にその活動を展開していました。新政府はこのような民間教育機関を同年には文部省による許可制のもとで開校できるものとしましたが、このような私塾といわれる民間教育機関も「就学対象」として存続させ、自由に教育システムを国民が選択できる余地を残していました。この政策は、維新後の文明開化・欧化主義の流れとあいまって、各地に私立洋学塾なども多く誕生させました。

官立学校と比べて決して財政的に余裕のあるものではありませんでしたが、福沢諭吉の慶応義塾をはじめとして、村上英俊の達理堂、近藤真琴の攻玉社、尺振八の共立社、箕作秋坪の三汐塾、箕作麟祥の共学舎、司馬凌海の春門社、中村正直の同人社、山東直砥の北門社、福地源一郎の日報社、森田正煕の英学所、鳴戸次郎吉の鳴戸社、津田仙の農学校、新島譲の同志社などがそれらの代表的なものでした。

明治12年にはこの「学制」を廃止して、制度整備を一歩すすませた太政官布告第40号「教育令」を布告します。「自由教育令」といわれたこの制度は、私立学校開設にも影響をあたえ、前述の慶応義塾や同志社のほか、法律や政治経済の専門学校では、東京法学社(法政大学)・専修学校(専修大学)・明治法律学校(明治大学)・東京専門学校(早稲田大学)・英吉利法律学校(中央大学)・関西専門学校(関西大学)・日本法律学校(日本大学)、語学では暁星学校・独逸協会学校・、医学では正則英語学校済生学舎(日本医科大学)、宗教や哲学では天台宗大学・大教校(龍谷大学)・曹洞宗大学林(駒沢大学)・真宗大学寮(大谷大学)・明治学院(明治学院大学)・フェリス学院(フェリス女子大学)・神戸女学院(神戸女学院大学)・立教学院(立教大学)・青山学院(青山学院大学)東奥義塾・藤雲館・哲学館(東洋大学)・皇典講究所(国学院大学)などを設立させることになりました。



→続く。


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