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2011.04.07 (Thu)

日台両国民が手をとりあう未来を創りたい。 (FreeJapanさんへの寄稿文)

 国際貿易体制が確立した現代にあって、台湾海峡を有する台湾は日本にとって「生命線」であることは、誰もが認識していることでしょう。しかし、この生命線という言葉の重みは、安全保障政策上、地政学上の概念を超えて、両国家を「運命共同体」という関係性にまで昇華させていると感じます。

 それを今最も強く認識されておられる人物が、台湾・中華民国の民主化を成し遂げた哲人・李登輝そのひとではないでしょうか。李登輝先生がアジア社会のリーダーを養成するためにご自身の名を唯一公式的に冠することを許された社会教育団体「日本李登輝学校・修学院」の台湾研修会が先日(11/20-11/24)、大型地方選挙である五都選挙のさなかに行なわれました。研修会における李登輝先生の、現在の日本に対する視点・メッセージをご紹介したいと思います(講義自体は2時間に渡りました。全文は修学院会報にて紹介しています)。


  今の日本をみていますと、日本の政治家は愛国心がないように思えます。個人的利益とか党の利益、権力を持つということのみに執着している気がします。ここら辺に、現在日本の混迷の原因があるような気がしてなりません。愛国心を如何に養おうかということが戦後において完全に失われたことが問題ですね。(中略=執筆者)中国の武力行使を日本に対して向けさせないようにさせるためには、日本の人々・日本の指導者に強烈な抵抗意識と強靭な日本精神がなければならないと思います。(中略=執筆者)また、日本では、外国人に投票権を与えようと、愚かしいことを考えているヒトたちがいます。それでは、日本の政治・政府はひっくり返されてしまう、ということを理解しなければなりません。(中略=執筆者)日本の政治指導者がどうあるべきか、迷走する日本を救うにはどうするべきかと問われれば、まず、日本の最高指導者である内閣総理大臣が国民や国を愛していないことが問題の基本だと思います。指導者となるためには、国民を我が子のように愛する気持ちがなければなりません。愛するためには、「私は日本の為に生きているのだ」という気持ちが必要なのです。私は90歳になりますが、私は国のためにこの命をこれからも捧げていかなければならない、一生懸命尽くしていかなければならない、と心に決めています。「同胞愛なき政治家は国を滅ぼす」と指摘したいと思います。(中略=執筆者)今後の台湾と日本との関係を考えたとき、国民と国民との心の絆を築き上げることが重要だと思います。50年間における日本の台湾統治は、事実上、台湾に近代化した社会を創りあげました。このようなことを、台湾人は心に留めています。青年たちの交流、観光客の来訪、経済的関係の活性化、そういう共同的なものが、より日本と台湾との結びつきを強くしていると考えます。(中略=執筆者)台湾は、日本の安定・安全のために必要な生命線であると思います。日本も、台湾にとってそうです。戦後において、日本人を一番尊敬しているのは台湾人でしょう。台湾ほど親日の国はないはずです。国民と国民同士の心の絆を深めていきましょう。


 大陸・中華民主主義共和国が経済力・軍事力共に膨張をみせる中、台湾はアジアの孤児という運命から脱け出すために、今もがき苦しんでいます。民主・自由・平等の基本理念を共通させる日台両国民が、同じ心で手をとりあい、未来をきり拓いていくことこそ重要だと考えます。戦後に忘れ去ろうとした日本が果たすべき役割というものを、今一度思い起こす必要があるのではないでしょうか。


(※上記文章は過去、FreeJapaさんの会報誌に寄稿した文章です)

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■日台交流センターに聞いた「義援金100億突破―」台湾はなぜ親日家が多い?
(日刊サイゾー - 04月06日 18:30)

 東日本大震災の発生から早1カ月、日本国内はもとより、世界各国から救援物資や義援金が続々と届いている。そんななかでも、「台湾から義援金 100億」というニュースには誰もが驚かされたことだろう。時事通信によると震災発生当日、日本の外務省にあたる台湾外交部が約2億8,500万円の義援金を日本に送ると表明。その後、テレビ局などがチャリティーイベントを開催して寄付を呼び掛けるなどし、4月1日までの時点で、官民合わせ100億円を突破しているという。さらに被災した子どもとその家族を対象に、渡航費・滞在費を全額負担し、2週間から1カ月ホームステイできるよう、約100世帯を一時避難所として確保するなど、義援金以外の支援の輪も広がっている。

 九州ほどの面積しかない台湾の人口は約2,300万人で、サラリーマンの平均月収は13万円前後。その台湾からの義援金100億はまさに桁外れの額で、台湾人の親日ぶりがうかがえる。

 なぜ、ここまで台湾人は親日なのか。両国は隣接し、古くから相互往来は密接だったが、それに加え、1999年9月に発生した台湾中部大地震、さらに09年の8月に台湾南部を襲った台風災害の際、日本は早期に台湾への支援を表明し、救援隊の派遣や多額の義援金を送るなどしたが、その献身的な対応に台湾側は深い恩を感じているという。さらに歴史をさかのぼれば、日本の植民地時代、後藤新平らの尽力によって台湾のインフラが急速に整備されたり、教育制度などが整えられた背景があり、それが現在の台湾経済発展の基盤になっていると考える人が多く、そのため日本に友好的な感情を抱いているという。

 しかし、それだけではない。台湾ではわれわれが思っている以上に日本のカルチャーが浸透しているのだ。台北市内には、日本でおなじみのコンビニや飲食チェーン店が建ち並び、薬局などでも日本の商品が数多く売られている。日本の芸能人を起用した広告ポスターが街のあちらこちらで見受けられ、若者のファッションも日本とそう変わりはない。日本語が話せる人も多く、道を尋ねれば親切丁寧に対応してくれる。さらに日本に留学経験がある若者も少なくない。

 こうした台湾と日本の関係について、日台交流センターに詳しく話を聞いた。

「台湾から日本に来ている留学生は現在5,000人ほどで、日本語学校や専門学校に通ったり、大学や大学院で高等教育を学んでいる人もいます。日本の植民地時代、日本語を学んだ世代が今は80歳くらいの高齢者。若い人からすると自分のおじいちゃん、おばあちゃんが日本語を話せるので、日本語がとても身近なものなんですね。それに近年は、日本のポップカルチャーが急速に台湾に浸透しています。ドラマやバラエティー、グルメ番組などさまざまなジャンルのテレビ番組が中国語(北京語)の字幕付きで頻繁に放送され、アニメやゲーム、音楽などもすぐに入ってきます。そういったところから日本のカルチャーに接する機会が多く、高校や大学で第二外国語として日本語を履修する学生が増えています。現在、第二外国語としては日本語が一番人気があると聞いています」

 カルチャー面においてはとても身近なようだが、台湾にとって、かつて日本は宗主国でもあった。現在の台湾人にとって、日本人とはどういう存在なのだろうか。

「世代や政治的なスタンスによって違うとは思いますが、一般的によく言われるのは、戦後、日本の敗戦にともない台湾が中華民国(中国国民党政府)に返還されましたが、蒋介石時代には市民がひどく弾圧されたという歴史的背景があります。その時代と比較すると、日本の統治時代は植民地とは言え、インフラを含め、日本の政府は献身的な対応をしてくれた。そのため、反日感情ももちろんありますが、現在では友好的な感情を持っている人が多いようです」

 われわれ日本人が思っている以上に深い台湾との関係を認識することとなった今回の震災。テレビのチャリティー番組は単発的なものだったが、台湾外交部や台湾赤十字では専用口座を開設し、現在も義援金を募っている。また、日台交流センターの台北事務所と高雄事務所にも多くの義援金が届いているという。

 台湾の経済建設委員会は、主要貿易相手国である日本の被災の影響による台湾経済の損失は約540億円を超えるとの予測をしている。にもかかわらず、国が一丸となり援助の手を差し伸べてくれる台湾には頭が下がる思いでいっぱいだ。近い将来、なんとかこの国難を乗り越え、両国親交がさらに深くなることを期待したい。
(文=編集部)
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00:49  |  【 想う台湾のこと 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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