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2011.04.06 (Wed)

「大連立」議論をタブーとするべきではない。

問題によりてあるいは離れ、あるいは合する。これが政治家の態度であらねばならない。

この言葉は、明治の政治において、策謀家の代名詞として名をはせた政治家・星享の言葉です。「悪人」と称された彼の政治姿勢においては、一方において政策重視というものがありました。政治屋と政治家の境界線が不明確になりつつある現代、政策の選択を軸とした政治家の行動というものがひとつ大きな方針となってもよいのではないかと考えるのです。

東日本大震災後、与党・民主党と野党・自民党の間において、「大連立」構想が再燃しはじめました。しかし、この構想に対し、野党・自民党の執行部は拒否の姿勢を示しています。大連立については、賛成も反対もあるでしょう。

政権担当能力とはなにか。またその能力がないのであれば、補完するとはどういうことか。
政権担当能力を国民が育てるとはどういうことか。
大連立は、民主主義の死滅か、それとも政策遂行における究極の理想なのか。
政治の安定とはなにか。国家の安定とはなにか。

そのようなテーマを議論するときに、「大連立」は決して頭から否定されてよい政治作用だとは思いません。また、私達が自由と民主主義を愛する独立国家に生きる国民である限り、どのような政治テーマもタブーとすべきではなく、自由に物事を考える機会に豊かであることが、自由で進歩的な国家を創りつづけていく要件であることを忘れてはならないのだと思います。

この想いをひとつに、「日本を創っていく」ためにも、ぼく達の勉強会は、「大連立」について考えてみました。



ぼくが喋っているところで、明確に間違っている部分があります。それは27分程度のところで、「第1民主党が成立するきっかけは、中選挙区制導入のための政治改革により」と間違って発言してしまっています。「小選挙区制」のためです。間違って覚えているのではなく、喋っているうちに興奮して前後の順番を間違ってしまったのだと思います(笑)。しかし、間違いは間違いです。こんな簡単なミスを犯してしまい、誠に申し訳ありません。本当にお恥ずかしいかぎりです。政治経済学部を卒業して、現在は歴史学者の卵として勉強を続けている学徒とは思えません(恥)。ちなみに、ぼくは衆議院選挙においては中選挙区論者です。

大連立構想には、前例があります。
それは若槻内閣の時です。
満州事変後の政治情勢を整理解決するために、野党の代表(犬養毅)を総理にして、大連立内閣を結成しようと与党の中から構想されたことがあります。これは結局、蔵相・井上準之助に壊されてしまうのですが、とても大切な事例だと思います。

根本的に、新体制運動による近衛内閣の性格と、大連立とは違います。
権力の移行性と国家の安定性を、恐れず議論することこそ、この国の発展に寄与するものだと思います。

ぼく達の民主主義です。
ぼく達の祖国である日本を、護り、創り、発展させていくためにも、議論は恐れることなく、おもねることなく尽くさばなりません。

皆さんは、ぼく達勉強会メンバーの議論をどう感じましたか。
第2・第3・第4土曜日と勉強会を開催しています。
ご興味ありましたら、ご参加くだされば、幸いです。

最後に、戦後を築いた大宰相・吉田茂の言葉を紹介して終わりたいと思います。

民主主義の根底をなす思想は寛容である。敵と味方の確執ではない。己を知り己を愛し、また敵を知り、敵を愛する寛容があってこそ、民主政治が行われるのである。



■<自民党>「大連立」応じず…復興・復旧に閣外から協力へ
(毎日新聞 - 04月06日 00:03)

 自民党の谷垣禎一総裁は5日、民主党との「大連立」に応じない方針を固めた。大連立を巡っては自民党内で賛否が分かれており、菅直人首相が退陣する保証のないまま連立に踏み切れば、地方組織や支持者の理解を得られないと判断した。東日本大震災の復旧・復興対策については政府に協力するが、菅首相から入閣要請があっても応じず、数次にわたる11年度補正予算案の編成には野党の立場で協議に臨む構えだ。

 谷垣氏は5日、小泉純一郎元首相と東京都内で会談。小泉氏が「今は健全な野党のあり方をしっかり発揮すべきだ」と大連立に否定的な見解を述べたのに対し、谷垣氏も「まったくその通りだ」と同意した。谷垣氏はこの日、海部俊樹元首相とも会談したが、海部氏は「首相が(大連立に)本気かどうか見極めた方がいい」と助言した。会談後、谷垣氏は「政策のすり合わせのないところに連立はない」と記者団に明言した。

 自民党は子ども手当や高速道路無料化など民主党の「4K」政策を撤回して震災対策にあてるよう求めている。自民党幹部は5日夜「今は健全な与野党が必要だ。復旧中心の1次補正には反対しないが、2次補正以降は財源を厳しく議論する」と語った。【野原大輔】
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