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2011.01.10 (Mon)

そうだ、伊勢へ行こう! 6。




昼食を食べたあとは、まずは猿田彦神社へ参拝しにいきました。
ルート的に内宮をスタート地点にして、横丁を通り、猿田彦神社を折り返し地点として、ぐるっと戻ってくるという感じです。

猿田彦神社は、猿田彦大神をお祀りしている神社です。
カタカナで『サルタヒコ』と書いた方が、なじみがあるかもしれません。
『古事記』や『日本書紀』に記載されています天孫降臨の際に、大活躍する神さまです。

神武天皇の曽祖父にあたる天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命が天から降臨なされた時に、その迎えと先導を担ったのが、この猿田彦大神になります。

『古事記』には、「竺紫の日向の高穂の久士布流多気に天降りまさしめき」と降臨の土地について書かれており、この場所で天孫をお迎えしたそうです。

本殿に真向かう形で、天宇受売命を祀る佐瑠女神社が鎮座されています。猿田彦に応対して、天孫降臨を補佐した神さまですが、天岩戸隠れの時に踊りを舞った神さまといえば、多くの人が知っているでしょう。ですから、芸能の神さまとしても、篤く信仰されています。

最近のパワースポットブームで、恋愛の神さまとして、有名です。
なぜ、そうなったのか・・・はなはだ疑問ですがwww


さて、高千穂に天孫が降臨したとなっていますが、この高千穂に関しては、現在の宮崎にも、鹿児島にもその地名があります。どちらが、本当の高千穂なのかという論争がいまも続いていますが、僕自身は本当に天孫が降臨なされたのは(つまり、後の統一王権の淵源地が)現在の南九州であったのかは疑問だと思っています。

日本神話そのものを否定するつもりは毛頭ありません。
むしろ、その解釈が難しいと思う、と言いたいのです。

まず、『日本書紀』そのものが、藤原不比等によって創られたものであることを見逃してはならないと思っているからです。日本神話の原型は確かにあったのだと思いますが、そこに手が加えられていないかといえば、慎重を期さざるをえません。

また、高千穂を中心とする皇祖文化の理論固めは、明治以降に本格的になっているということです。

そして、『日向』という行政地は、7世紀後半にやっと確立・安定をみせます。それまで、この地域が大和王朝の支配地域に入っていたかといえば、疑わしい。古事記なり、日本書紀に従ったとしても、高千穂は『日向』ではなく、『筑紫国の日向』となっています。とすれば、天孫が降臨なされた土地は、宮崎や鹿児島の南九州ではなく、福岡を中心とした北部九州ではないか、となるのです。

まぁ、僕は専門家ではないので、詳しい話は研究者にあずけるとして、僕個人としては、諸説ありながら、それでも、日本神話は事実に近いと思っています。それは、「日本」というものをつくりあげる『物語』として重要な位置を有している以上に、やはり、その神話に近い史実が存在していたのだと思うからです。

それは、やはり大和朝廷の成立と神武東征の関係性です。
なぜ、大和に王権を確立した朝廷勢力が、その淵源を『日向』にもとめるのか。なぜ、『西征』したのではなく、『東征』したのか。王権の権威を確立するためには、日本神話のロジックでは、権力者の視点に立場にたてば、非常に弱いものです。その弱いロジック、何度か征伐に失敗するという物語を有するものをあえて皇国の歴史としたのか。それを説得力をもって説明できるヒトはいないのではないでしょうか。ならばこそ、日本神話の真実性が増すのだと思います。

歴史とは面白いものです。
まるで、ミステリー小説のように謎が深い。
しかし、その謎の在り方にこそ、その民族の在りようが表されていると思います。どんな内容のものにしろ、少なくとも、日本神話は日本民族の建国史として受け入れられ、誰にも否定できない事実として、天皇という御位は世界最長の歴史を有するご存在として現代に続いています。


しかし、鹿児島の霧島に行った時、あの高千穂の山々の麓からみる、空の景色は雄大で、本当に神々が舞い降りてきたのではないか、と思うほどでした。日本神話は雄大なのです。
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12:35  |  【 こんな処に行ってきました 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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