2017年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Lancers.jp
--:--  |  スポンサー広告

2010.11.29 (Mon)

台湾の五都選挙に関して。選挙結果をまとめて。

以下に、簡単に選挙結果をまとめました。

ちなみに、僕たちが台湾旅行中に選挙事務所を訪れた陳健銘候補は当選いたしました。



個人的に、注目したのは、高雄市議会選挙でした。

横領等の疑いで収監中の陳水扁総統の息子である陳到中が高雄市議会議員選挙で32,947票をもってトップ当選したことは注目に値する気がします。





-----------------------------------------------------------





台北市

郝龍斌 得票数 797,865票 得票率 55.65%  中國國民黨 博士号あり。

蘇貞昌 得票数 628,129票 得票率 43.81%  民主進步黨





新北市

朱立倫 得票数 1,115,536票 得票率 52.61%  中國國民黨 博士号あり。

蔡英文 得票数 1,004,900票 得票率 47.39%  民主進步黨 博士号あり。





台中市

胡志強 得票数 730,284票 得票率 51.12%  中國國民黨 博士号あり。

蘇嘉全 得票数 698,358票 得票率 48.88%  民主進步黨 修士号あり。





台南市

清 得票数 619,897票 得票率 60.41%  民主進步黨 修士号あり。

郭添財 得票数 406,196票 得票率 39.59%  中國國民黨 博士号あり。





【高雄市】

陳菊   得票数 821,089票  得票率 52.8%  民主進步黨 修士号あり。

黃昭順  得票数 319,171票  得票率 20.52% 中國國民黨 修士号あり。

楊秋興  得票数 414,950票  得票率 26.68% (民主進步黨-分裂選挙) 修士号あり。





【市長選挙に関する政党得票数・率】

民主進步黨 3,772,373票 得票率 49.87%

中國國民黨 3,369,052票 得票率 44.54%


台北市市議会選挙】

①第1選挙区-陳建銘が出馬した選挙区

莊瑞雄(男)  得票数 34,250票  得票率 11.5%   民主進步黨 博士号あり。

素如(女)  得票数 29,093票  得票率 9.77%  中國國民黨  博士号あり。

潘懷宗(男)  得票数 25,600票  得票率 8.6%   新黨      

吳碧珠(女)  得票数 23,253票  得票率 7.81%  中國國民黨

林瑞圖(男)  得票数 19,815票  得票率 6.65%

陳政忠(男)  得票数 18,733票  得票率 6.29%          修士号あり。

吳思瑤(女)  得票数 17,528票  得票率 5.89%  民主進步黨

陳建銘(男)  得票数 17,136票  得票率 5.75%  台灣團結聯盟  博士号あり。

何志偉(男)  得票数 16,433票  得票率 5.52%  民主進步黨  修士号あり。

陳碧峰(男)  得票数 16,367票  得票率 5.5%   民主進步黨

黃平洋(男)  得票数 15,618票  得票率 5.24%  中國國民黨

世宗(男)  得票数 13,345票  得票率 4.48%  民主進步黨  博士号あり。





【市議会選挙に関する政党得票数・率 -全国】

中國國民黨    得票数 2,890,154票 得票率 38.63%

民主進步黨    得票数 2,643,828票 得票率 35.34%

親民黨      得票数 151,661票 得票率 2.03%

台灣團結聯盟  得票数  126,359票 得票率 1.69%

新黨       得票数  95,050票 得票率 1.27%

黨       得票数  24,650票 得票率 0.33%

制憲聯盟     得票数    188票 得票率 0%

台灣民意黨    得票数    138票 得票率 0%





【市議会選挙における政党ごとの議席獲得数】

中國國民黨  130議席

民主進步黨  130議席

無黨籍    45議席

親民黨      4議席

新黨      3議席

台灣團結聯盟  2議席





里長選挙における政党ごとの当選者獲得数】

無黨籍     2341名

中國國民黨  1195名

民主進步黨   220名

中華統一促進黨 1名


里長選挙における政党得票数・率】

中國國民黨     得票数 2,344,423票  得票率 32.99%

民主進步黨    得票数  476,088票  得票率 6.7%

中華統一促進黨  得票数   1,912票  得票率 0.03%

黨        得票数     964票  得票率 0.01%

親民黨       得票数    208票  得票率 0%

台灣團結聯盟     得票数     85票  得票率 0%






今回の選挙は、国民党の勝利でおわったが、果たして本当に馬政権・国民党の勝利であったのでしょうか?



勝利は勝利ですから、今回の選挙結果は馬政権にとって、ひとまずデッドラインを超えることはなかったということでしょう。今回の選挙は次回の大統領選挙にも直結しているとも言われていましたから、馬英九総統にとっては、とりあえず首の皮一枚で候補者として次回選挙に出馬できるチャンスを維持したとも言えます。



しかし、得票率で民進党が国民党を上回ったこと、馬総統への国民満足率は低下の一途をたどっていること。この2点を踏まえたとき、今回の敗戦で考察できることがあるような気がします。





① 蔡英文が総統候補になる可能性が高いこと。



彼女は民主進歩党再建の中継ぎと思われていました。しかし、これまで、多くの選挙・補選で勝利を着実に勝ち取り、党の再建を成し遂げたと評価してよいと思います。彼女はただの中継ぎから、優れたトップリーダーとなったのではないでしょうか。まだ学者肌的な彼女への不満は党内党員にあるようですが。彼女が女性総統になる可能性があります。なぜならば、台北市長選挙で敗れた陳水扁が、見事、総統となったことが前例であるからです。彼女が総統となれば、女性総統としての価値だけではありません。李登輝政権時代に大陸と台湾は別国家であるという「二国論」を作り出したのは、彼女であったことを思い出せば、その意味はより深いものになってきます。つまり、台湾新時代を作り上げていくうえで、最も適した人物であると指摘できる気がします。






しかし、今回の選挙結果で、台湾が中華人民共和国に飲み込まれる既定路線に入ったと嘆き悲しむ人達もいます。この結果が台湾人の民意なのですから、台湾人たちの判断を否定誹謗中傷するのは間違っている気がします。



決して、ぼくは反国民党ではありません。国民党内に多くの友人・知人がいます。交流を続けています。ぼくが知っている国民党の友人たちは、台湾を最後まで護り、発展させていく気概を持っています。国民党もまた生まれ変わろうとしていますし、党内が馬総統のやり方に完全に同意しているかといえば、それは真実ではない気がします。



一方で、民進党とも交流をしています。昨週、台湾に行ったときに、台北市の蘇候補の選挙事務所を訪れました。その後、民主進歩党の本部へと挨拶しに行き、李登輝元総統へも会いに行きました。お昼ごはんを食べているときに、蔡代表のスポークスパーソンをつとめた蕭美琴さんなどが訪れてきてくれました。





今回の選挙は、国民党か民進党を選ぶ選挙ではありません。

ふたつの意味があったと思います。

ひとつはもちろん、地域住民たちにとって利益となる政治家を輩出すること。

もうひとつめは、『台湾の未来のために馬を乗り捨てるかどうか』だった気がします。この意味で、五都の市長選挙は大きな意味を有しているのだと評価している人達がたくさんいるのだと思います。



ぼくは日本人です。なので、台湾の政治には介入できません。しかし、台湾は日本にとって生命線であり、運命共同体です。だからこそ、台湾の未来に関心があります。



台湾に民主の精神が生き続けていくことを、台湾の友人・隣人として願ってやみません。
スポンサーサイト

Lancers.jp
13:54  |  【 想う台湾のこと 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://umemotodaisuke.blog54.fc2.com/tb.php/384-87281e47

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。