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2010.02.01 (Mon)

「思い出っつうのは、だいたい、似たきっかけで復活するんだよ。自分が思い出してれば、相手も思い出してる」  大変よくできました。

昨夜は新宿ピカデリーに、『ゴールデンスランバー』を見てきました。
堺雅人さんが主役だったので、ぜひぜひにと。

あらすじはYahoo!映画を参照して、紹介。
凱旋パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。

評価は賛否分かれるだろうな、思います。
「評価」なんていうのは、そういうもんだと思いますが、とにかく「物語の方向性」と「映像としての編集」と「作品としての演出」という点において、好き嫌いがでるのではないか、と思います。

まず、ストーリー展開に関しては、ぼくは好きな作品でした。
過去の思い出と現在の進行形が、うまく交互に折り重なり、見ている側が物語を理解しやすくなっています。
この描き方はとてもうまいと思います。
また、スピード感を表現する音楽の選曲の仕方も、なかなかテイストがよい。
この時点で、映画館に足を運ぶ価値はあると思います。

しかし、二点だけ納得できないところがありました。
ひとつは、CGの使い方。
あるクライマックスに向かう場面で、作品に出てくる登場人物たちが「あっ!」と驚く場面があるのですが、その一部分がぼくは違和感を感じました。敵が倒されるシーンなんですが、そのシーンがもう少し技術的にどうにかならなかったのかと思います。その場面のせいで、いままですべてよかったものが、一気に瓦解し、拍子抜けしてしまいました。
最後に、物語の結論です。おそらく「勧善懲悪」が好きな日本人は、この物語の結論のあり方に、少し違和感を感じるのだと思います。しかし、この物語は「それは違うんじゃないか?そういう世の中は間違っているのではないか?」と見ている側が疑問に思ったりすることに、原作も狙いを定めているのだと思います。そう考えれば、「検察」や「マスコミ」、「政治家」のあり方が問われている現在なのですから、とてもホットなテーマだと思います。

物語の意味は、そういう「正義」を問うだけではなく、かつて「過去」を共有していた人間たちがその「過去」を取り戻してくなかで、現在たっているその場所も「過去」にもとづいたものであり、決して否定されるべきものではない、という青春映画でもあるのです。
首相暗殺や逃亡劇というのは、そういう青春映画としての意味を飾る舞台設計でしかなく、このいまだに走り続ける青春をつかもう、という点に、この映画の真価があるのだと思います。

もし、ご興味あれば、ぜひご覧ください。
ちなみに、ぼくはひとりでみましたが(最終回だったので、ほとんど映画館の貸しきり状態でした)、デートでみる作品としてもよいのではないでしょうか?



それにしても、堺雅人さんの涙を流す演技は、なんと個性的なんでしょう。
とっても魅力がありますね。
演技のかっこよさに、ほれてしまいそうです☆

この『ゴールデンスランバー』とは、ビートルズの同名曲のことです。
「黄金のまどろみ」という意味ですね。
青春映画、と表現した意味は、そこにあります。


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20:07  |  【 こんな映画をみました 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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