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2009.05.05 (Tue)

もう憲法の個別条文改正にこだわるのはやめよう。

20090505002642


多くの先輩同輩の皆さまからご批判を受けるだろうとの覚悟をもって書きます。

結論から言えば、ぼくは「創憲」論者です。
あえていえば、「大改正」「全文改正」という立場です。

ぼく自身は保守派に属する者と思っていますが、現在の保守派の一部が主張する「日本国憲法無効論」には大変な危うさを感じています。
だからこそ、いわゆる個別的な「改正」論や「無効」論には反対をしているのです。

なぜか?

現在の日本国憲法は、明治憲法と連続性ある憲法、もっと言えば、神代から続くわが国の紐帯の象徴だと思っているからです。たしかに、戦後憲法学者の方々の定説は、民定憲法です。
しかし、全文の前に
朕は、日本国民の総意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つたことを、深くよろこび、枢密顧問の諮詢及び帝国憲法第七十三条による帝国議会の議決を経た帝国憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる。
と勅諭が公布されているように、どのような内容であれ、天皇大権の元に継承性があるのです。
個別条項の改正対応や、占領状態での制定であれ、欽定憲法という性質を維持しているのではないでしょうか。
だからこそ、ポツダム宣言も「無条件降伏」ではなく、「有条件降伏」として考えることができ、神代から一度も滅びることなく続いた世界最長の王朝国家たりえた、といえることができると思うのです。

日本国憲法改正の制定手順はあくまでも【どんな圧力があったとはいえ】帝国憲法に沿ってなされていきますが、その歴史はこちらのページをお読みください。


この継承性をもっとも重視しなければ、憲法無効論とはぼくたち保守派がもっとも護持しなければならない「天皇制」(あえてこの用語を使います)を否定してしまうというロジックを今後気づかぬうちに築きあげてしまうのではないか、その怖さをぼくは憲法無効論や憲法改正論に感じているのです。

もちろん、憲法は国民が時代状況によって、国民が改正すればよいと思います。
しかし、憲法そのものがどのようなぼくたちの所有物なのかを議論しないで、ただ単に条文を玩具としてもてあそぶのは危険すぎます。

もちろん×2、現在の日本国憲法をはじめ占領期になされた諸政策はすべてハーグ陸戦条約に違反しているのは確実だと思います。しかし、このロジックも危険だと思いますが、なによりも戦後議会の改正手順を無視するような議論は、戦前の日本が築き上げた憲法政治、民主政治を否定するただの反動主義に陥るのではないのか、と思っているのです。


だからこそ、日本の國體をまもるために、日本国憲法という戦後民主主義の象徴にこだわることなく、「全文改正、新憲法創造」というスタンスで憲法を「抱きしめれば」(ジョン・ダワー著「敗北を抱きしめて」)よいと思うのです。
わが国が戦後民主主義の呪縛から脱し、「自由と民主と伝統を愛する国家」として新たな一歩を踏み出すためには、「全文護憲」「個別改憲」「現憲法無効」という立場ではダメだと思うのです。


これが、ぼくの「憲法個別条文改正論議不要論」なのです。
お叱りを受けることを覚悟して、書かせていただきました。


しかし、重要なのは憲法ではないはずです。
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00:26  |  【 想う日本のこと 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

Re: タイトルなし

> 「日本国憲法無効論」としてしまうと、先帝陛下も否定する事に繋がり、私も現行憲法全面改訂論者です。
>
> ちなみに政教分離もクソ食らえだと思っています。
> もともと皇室を軸とした政教一致の国柄であり、そこに戻さなければいけないと思っています。


「政教分離」という言葉は、本当に曲者ですよね。
政教分離の文化・原則とは各国の歴史や文化によって違いますが、日本国憲法につきつけられている「政教分離」とはSepara-tion of Church and Stateということですからね。

国民みんなでもう一回、「政教分離」という意味を再定義してみないといけないかもしれません。
DAISUKE (25) |  2009.06.01(月) 23:20 | URL |  【編集】

「日本国憲法無効論」としてしまうと、先帝陛下も否定する事に繋がり、私も現行憲法全面改訂論者です。

ちなみに政教分離もクソ食らえだと思っています。
もともと皇室を軸とした政教一致の国柄であり、そこに戻さなければいけないと思っています。
百太郎 |  2009.05.05(火) 17:13 | URL |  【編集】

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