2017年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Lancers.jp
--:--  |  スポンサー広告

2009.05.04 (Mon)

変えなかったら、どうなるのか

20090504224101

20090504224054

20090504224046


5月3日、西日本新聞の社説はやはり日本国憲法に関してであった。
朝日新聞・北海道新聞と並ぶ左翼新聞だけに(しかし、こと台湾に関してはどの新聞よりも詳しく特集を組んだりします。福岡という土地は不思議な街ですね。右翼にとっても、左翼にとっても、源流と呼べるような街なのですから)やはり憲法9条改正反対というのが、その日一日の新聞全体を飾った内容でした。

新聞は公器ですから(彼らもそう自称していますし)、当日の社説の最後部分を紹介・転載いたします。


日本には世界有数の装備を持つ自衛隊が存在しており「戦力不保持」の規定を維持しているのは矛盾だ。「交戦権を認めない」ということになれば、国を守る自然権まで否定することになり、不法な攻撃に抵抗することもできない。九条改正論の論拠です。
確かに現実との矛盾やずれを解消することは必要でしょう。しかし、九条が果たしてきた役割を見逃すわけにはいきません。改正したとしても、「戦争の放棄」を誓うのですから「領域外での武力行使は絶対にしない」との歯止めは不可欠でしょう。
時の国際情勢や日米同盟の「現実」に流されるのでなく、三十年-五十年先を見据えた安全保障論としての憲法規定でなければ、将来に禍根を残すことになりかねません。
「いま九条によってどういう恩恵があるかは見えにくくても、なくなったらどうなるのかを想像すれば、その性質がはっきりする」
先述の後藤田さんとの対談で加藤周一さんが遺した言葉を、憲法記念日にかみしめたい。


※後藤田=後藤田正晴元副総理(自民党)


現実矛盾を解決するための九条改正の姿勢は、まるで「侵略国家への変化」や「理想の放棄」などのように表現されるが、果たしてこのロジックは正しいのでしょうか?
いや、おそらくこのような思想を持つ人々にとっては、ゼッタイ的な正義なのでしょう。

しかし、考えてみたいと思います。

変えなければどんな国になるのか

なぜ九条を改正すれば、「戦争への道を開くおそれがある」というロジックになるのでしょうか。
むしろ、「戦争」とはなんなのか。
このような議論をせずに、ただ憲法九条による武力不保持を「決して心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国より先に行ったのです。世の中に正しいことくらい強いものはありません」(文部省「新しい憲法の話」)と掲げることが、平和というものを維持することになるのでしょうか。

平和追求・戦争廃絶は人類の永遠の望みです。
それはぼくも変わりはありませんし、ぼく自身も「段階的武装解除論」者です。

しかし、ぼくたちの平和はただ眺めているだけ、唱えているだけでは平和は訪れないのです。
そのような環境を実現するだけの保障力が必要です。
実際に「国際社会」の中でわが国に対する脅威が存在する以上、自分たちの国民を、国土を、守れない国家や政治家が、どのような説得力をもって平和を保つことができるのでしょうか。


昭和25年(1950)1月1日、わが国に新らしい憲法を押し付けたマッカーサー元帥は、「年頭の辞」で、

「日本はただ憲法に明示された途(みち)を迷わず、揺がず、ひたすら前進すればよい・・・・・・この憲法の規定は日本人がみずから考え出したものであり、もっとも高い道義的理想にもとづいているばかりでなく、これほど根本的に健全で実行可能な憲法の規定はいまだかつてどこの国にもなかったのである。・・・・・・この憲法の規定はたとえどのような理屈をならべようとも、相手側から仕掛けてきた攻撃にたいする自己防衛の冒しがたい権利を全然否定したものとは絶対に解釈できない」

と述べています。
なんと皮肉な憲法観でしょうか。


憲法九条、それは平和への意思と力です
まさにその通りなのです。
スポンサーサイト

Lancers.jp
22:41  |  【 想う日本のこと 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://umemotodaisuke.blog54.fc2.com/tb.php/152-cfabf777

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。