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2009.04.14 (Tue)

そうだ、月島へ行こう 2

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昔、修学院の勉強会の会場は築地にあったのですが、その時も築地本願寺には立ち寄りませんでした。東京に住んでいたら、東京タワーを見に行かないのと同様に、有名すぎる施設というのはなかなか見に行きませんよね。しかし、せっかく築地に来ているのだから、築地本願寺を見学しよう、と境内に入りました。

築地本願寺といっても、それは通称で、正式な名称は
浄土真宗本願寺派(西本願寺)本願寺築地別院といいます。

境内に入るといっても、おおよそ、お寺らしからぬ(!?)雰囲気です。
詳しい写真や説明は、築地本願寺さんのHPをみて欲しいですが、仏教のシンボルである「蓮の花」が中心にイメージされているからでしょうが、やはり日本的というよりも、ペルシア文化に近かったギリシア、もしくは見方を変えればインド仏教の建築に見えます。

(築地本願寺さんのHPによれば、関東大震災で崩壊した本堂の再建では、東京(帝国)大学工学部教授・伊東忠太博士の設計による古代インド様式で昭和六(一九三一)年に起工、三年後の昭和九(一九三四)年に落成され現在に至っています。と書かれています)

外観がそうかと思えば、中は見事な真宗寺院の造り。
しかし、驚くべきは、その見事なシャンデリアとパイプオルガンではないでしょうか。
これは、一見の価値がある美しさです。
あとで知ったことですが、ご本尊の阿弥陀如来は、聖徳太子の御作だそうです。もっと、注意深くチェックしておくべきだったと反省しています。

この築地本願寺のおもしろいところは、ランチタイムにコンサートをやっていることです。オルガニストを中心に、クラシックの演奏会をやっているようなのです。これは、ぜひ1度聞きにいきたいですね。他にも、色々とお話を聞いてみると、インディーズバンドのライブもやってみたり、となかなかチャレンジ精神の高いお寺です。最近、よく寺院を音楽活動やその他イベントに開放するお寺さんが増えましたが、社会ときちんとコミュニケートしていくそういう姿勢はとっても大事だと思います。でも、よく考えたら、宗教本来の布教のあり方は、そういう係わりあい方が重要だったのかもしれませんね。


築地本願寺を抜けて、聖路加国際病院の方向へ向かいました。
佃大橋を渡る前までの一帯は、ほとんど聖路加グループ(あえて)の敷地と言っていいくらいですが、それもそのはず。もともと、この聖路加国際病院というのは、イギリス国教会長老派の宣教医師ヘンリー・フォールズや聖公会の宣教医師ルドルフ・トイスラー(そのため、デザインはトイスラーの出身地であるボストンのマサチューセッツ総合病院がイメージされている)が創立したものですが、関東大震災後には、皇室の多額の寄付で再建されています。アメリカの赤十字や聖公会の尽力や資本もありましたかせ、うがった見方をすれば、そのために戦中はこの地域は戦災を免れたかもしれませんね。

しかし、そんなことよりも、大変綺麗な建築物です。
また、桜の時期でしたから、大変見事な景観でした。
無機質的にみえる病院というものが多いですが、この聖路加は味わい深い建物ですね。

聖路加病院といえば、やはり日野原重明先生をあげなければならないのではないでしょうか。
過剰投資と批判されつづけながらも、病院施設を拡大していった日野原先生の功績は大きいと思います。とくに、地下鉄サリン事件の時には、聖路加病院は大変な活躍をしてくれました。これも、日野原先生が、東京大空襲の時に国民に対して満足な医療行為ができなかったという悔しい思いがあるからだといわれています。戦争や震災がおきても、しっかりと医療行為ができる拠点病院(野戦病院)をつくらねばならない、という日野原先生の決意には、戦争を知らない世代のひとりとして深く多くのことを考えさせられます。

医療行為とは医者だけではなく、看護士も含めた多くの医療従事者の仕事であるというスタンスもまたぼくは共感できます。98歳というご高齢にもかかわらず、日本のため、命の尊厳のために、働き続けておられる日野原先生には、「敬服」という言葉しか出てきません。ますますのご活躍とご健康を願ってやみません。

ぼくは日野原先生の本を読むと、いつもさだまさしさんの「風にたつライオン」を思い浮かべます。
あれも実話なのですが、本当に世の中には立派な方ばかりですね。


聖路加国際病院を抜けると、とうとう隅田川にかかる佃大橋が見えてきます。

この手前に、志ほせ饅頭で有名な塩瀬総本家さんがあります。
ここに、本店があるとは知りませんでした。

しかし、日本はやはり伝統と歴史のある国ですね。
なにせ、この塩瀬さんは創業から約650年続いているんです。室町時代からず~っとやっている。それも創業当初から「天下第一」の味として、お店をつづけている。これはとてもすごいことです。
でも、とてもすごいことだけれども、そういうお店は、業種を問わず、日本には沢山あります。
これこそが、麻生総理がいわれる「日本の底力」だと思います。


「志ほせ」饅頭、とってもおいしいですよ☆


ある中国人の友人が言っていました。
本当の「中華文明」や「中国文明」などすでに存在しない。そんなものはすべて日本に伝来して、日本が昇華して、継承しつづけている。だから、もし「中華文明」があるとすれば、それは「日本文化」だ、と。
そこまで、自分の国の歴史や文化の断続性を嘆かなくてもいいじゃないか、と聞いていて思いましたが、こういう中国からもともとは伝来して日本で老舗としてのこっているお饅頭屋さんなどをみていると、そういう「継承力」こそが、日本の力なのかな、と思いました。
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20:32  |  【 こんな処に行ってきました 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

Re: こんばんは

> こんばんは。
> いろいろとあちこち訪問していますね。
> 次はどちらを訪問しますか?
> 次の神戸の訪問はいつになりますか?

コメントありがとうございます。
そうですね、修学院の出張やこういう企画の時には、できるだけ、「日本再発見」というテーマで街を歩こうと思っています。
まだまだ日本には、ステキな街が沢山ありますね。

神戸は、ぜひ行きたいですね。
神戸李登輝学校を設立する可能性はあるでしょうか?
梅本大介 |  2009.04.14(火) 20:22 | URL |  【編集】

こんばんは

こんばんは。

いろいろとあちこち訪問していますね。

次はどちらを訪問しますか?

次の神戸の訪問はいつになりますか?
台湾老鼠 |  2009.04.10(金) 22:48 | URL |  【編集】

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