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2009.03.29 (Sun)

そうだ、名古屋へ行こう 4

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日泰寺をぬけると、揚輝荘という庭園があります。
この揚輝荘というのは、松阪屋の創業者である初代伊藤次郎左衛門祐民の別荘でした。

大正7(1918)年に、茶屋町本家から三賞亭を移築し、その後20年をかけて設計・建築されました。当時最盛期には、移築・新築された建物30数棟が一万坪の敷地内に威容を誇っていたそうです。

揚輝荘を管理している「NPO法人揚輝荘の会」さんのHP(http://yokiso.org/)に現在見ることの出来る建物の説明が書かれていますので、これを転載させていただく形でご紹介したいと思います。
ちなみに、たぶんこのNPOのボランティアの方々だと思いますが、ひとりで伺ったときに、とても親切に、また丁寧に色々と解説してくださり、大変気持ちの良い場所でした。なかなか、笑顔のすてきなおじさんたちで、本当にこの揚輝荘というものを愛しているのだなぁ、と思いました。


【写真1】

白雲橋

北庭園は京都の修学院離宮の地割を模しており、白雲橋は千歳橋の写しである。屋根のある橋(亭橋)であり、手本にした千歳橋より大きい。白雲橋の屋根は緑釉瓦で、一部銅版葺きだが、千歳橋はこけら葺。天井の木組み、白木の手彫りの擬宝珠、無双窓が美しい。北側の天井には、十五代祐民氏の描く龍の絵があり、東の青龍水に龍とマッチしている。
最近では、橋の上を舞台に、東側を客席にして音楽、舞踊などのイベントを開催している。北庭園のシンボルともなっている。



【写真2】

豊彦稲荷

北側の高台に、両脇を狐が守る豊彦稲荷の社が鎮座しています。昇り坂の参道には、朱塗りの鳥居が林立し、周囲の緑とのコントラストが見事です。手水鉢の石には、沢山の寄進者の名が刻まれています。昭和のはじめに松坂屋京都店から勧請されたものですが、そのときの三千二百余名にも昇る勧進帳が残されています。このお稲荷さんのルーツは、京都仙洞御所にあった御所稲荷(豊彦稲荷)であったことが最近判明しております。
毎年桜の頃、初午祭が行われ、多くの人が集い、園遊会茶会が催されます。
なおこの部分については名古屋市の土地ではなく、市に寄贈されたとき一時は宗教色が出るからとの理由で壊される予定もあったのですがこの部分をマンションの所有にして頂いて崩壊の危機を免れ残す事が出来ました。信長塀も緑の中に映える赤い鳥居も北庭園の景観の中で失いたくない貴重なものです。社にある賽銭箱は天保12年と記されています。



【写真3】

伴華楼

昭和4年尾張徳川家から移築された茶室(4畳半)付きの座敷(明治33年建築)に、鈴木禎次設計の洋間(東洋風)を新築してドッキングし、「Bungalow」をもじってバンガロウと呼ばせている。鈴木禎次は、名古屋の近代建築の巨匠、夏目漱石の義弟であり、名工大(名工専)教授。鶴舞公園の噴水塔・奏楽堂を手掛けた方だと言えば判りやすいかも知れない。傾斜地のため、南面する玄関は一階、和室は二階のレベルになっております。二階洋間外壁面、サワラのうろこ壁は和室部分にもつながり、ドッキングの違和感がなく、手作りの銅釘が浮いている。和室には千年杉の張り合わせ欄間があり、ここでは伊藤家の伝統行事が行われている。二階洋間の暖炉には、飛鳥時代のものなど、古代瓦が埋め込まれている。一階応接間の壁には餅つき兎のレリーフが付いていますがこの地が月見の名所であることの遊びこころでしょうか。玄関テラス前の階段には聴泉窟や橋と同じく五色石の意匠がここにも繰り返して使われている。


まだ整備されていない部分がたくさんありますが、しかし、手作りで再生させていっているということを実感できる庭園です。NPOという社会的意義を改めて認識することのできた場所でした。

入園は無料です。
ぜひ、日泰寺に行かれたときは、この揚輝荘ものぞいてあげてください。
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18:44  |  【 こんな処に行ってきました 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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