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2009.02.20 (Fri)

そうだ、京都へ行こう 07

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食事の後、院長の部屋で、今回の研修参加者一同で『日本の近代化と伝統』というテーマについて2時間ほど議論しました。この内容をレポートいたします。


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【More・・・】

【講義ノート】 ※ぼくが院長の話を聞いて思ったことをきれいな文章にせずに、そのまま直接載せます。

テーマ:比較文化論
→比較をしなければ、日本の良さも悪さも分からない。→「日本万歳論」だけでは、片付かない問題が社会には多い。

世界史的に日本史はどうであったか?
→その視点が現在の日本史研究には少ない。日本文明≠中華文明


社会の上層部の比較

武士)他国におけるエリートは権力と富の両方をあわせもっている。広大なエステートの上にたって、その経済力を基盤としていた。
しかし、江戸時代の武士たちは「禄」で生活し、自らの経済基盤としての土地を持ってはいなかった。経済的基盤の弱い武士階級は、他国に見るように学問・芸術のパトロンにはなりえず、行政官僚として有能であっても独占的に知的・文化的活動の担い手にはなりえなかった。

金銭的権力  豪農・商人 > 武士
権力的権能  武士 > 豪農・商人

僧侶)ヨーロッパやインド、チベットなどでは教会・寺院を中心として僧侶たちが学問を担ってきた。
しかし、日本では宗教からの解放、あるいは政治の下に置かれたため僧侶の世俗的力は弱かった。→織田信長の影響:宗教文化を政治権力の下位に置き、天皇を世俗の外に確立した。

庶民)他国にあっては、上層部が文化・芸術を独占し価値を定めたため、庶民はそれに従うだけであった。
しかし、日本では町人とか農民が文化の担い手となっていた。庶民の間ではセックスはタブーではなくなっていた。→タブーなき文化の本質が、日本文化の原点である。


江戸の天才たち

鎖国をし、幕藩体制というような制約の下において仕事をしていたはずなのに、あれだけ多くの人物が世に輩出され、正しく評価された非常にデモクラティックで平和な時代であったのである。

李登輝が追い求める姿も、このdemocracyにある。

天才を列挙すると、本阿弥光悦、俵屋宗達、伊藤仁斎、荻生徂徠、新井白石、貝原益軒、近松門左衛門、井原西鶴、松尾芭蕉、上田秋成、与謝蕪村、伊藤若冲、丸山応挙、春信、清長、歌麿など、枚挙にいとまがない。
→文化の中心地であった京都と大阪のような都市の地域性だと指摘することもできるかもしれない。

こういう天才がでただけではなく、他方では、文化におけるデモクラシー(大衆参加の文化活動)が行われていた。なんでもないその辺の農民や商人が、なんとか流の俳句をひねったり、朝顔が流行したり、菊つくりをやったり、盆栽をしたりと園芸の分野では庶民が担い手となっていたともいえる。
→他国にその例が多いだろうか?
他にも、花火、将棋、落語、歌舞伎その他各層で活発に受け入れられ平和な時代であった。


現代日本社会の課題

西欧の近代思想

自律的個人主義
科学合理主義

日本の思想とどのように違うのか?その視点が大事。

明治5年 学制「教育は財本なり」
しかし、教育学者の唯一の失敗は、「教育がすべてを是正できる」という幻想を抱いたこと。
{ 国語教育の崩壊:語学能力と仕事能力の無関係さ
{ 点数主義の極大化
{ 主観論・客観論の混同

根本は「幼稚教育」。

現代教育を受けた学生

日常生活に関係・密接する学問・体験を学ばせなくなった「普通化」の生徒は、「非日常科」の生徒といえるのではないだろうか? →良貨は悪貨に駆逐される。

観念的な思想偏向に陥っている。
→政治・経済・文化・教育すべての日本社会の問題点にいえること。

日本文化→「個」と「全体」が明確に分離しておらず、融合した形にその理想がよこたわっている。

江戸の人づくり、日本の人づくり

家族 }
世間 } → 公共 → 日本再建のために取り戻すべき
日本 } → 経営 → 必要な思想。
地域 }
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01:22  |  【 こんな処に行ってきました 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)

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 |  2009.03.01(日) 15:10 |  |  【編集】

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