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2009.12.26 (Sat)

そうだ、北品川へ行こう。 5

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旧東海道さんぽ最後の見学場所は、青物横丁駅近くにある「品川寺」です。
このお寺、なんと読むか分かりますか?
「ほんせんじ」と読みます。
なんと勉強になるブログでしょう(笑)。

空海を開山とし、大同年間に創建されたと伝えますから、1200年の歴史を有するお寺です。境内に入ると、すごく大きな仏像がありますが、これは江戸六地蔵のひとつと数えられています。東京都指定有形文化財に指定されています。とてもすばらしい仏像なので、ぜひご覧いただきたいと思います。

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スイスのジュネーヴ市と品川区は友好都市提携を結んでいますが、そのきっかけになったのは、実はこの品川寺にあります。このお寺にもともと、明暦3年に徳川家綱から寄進された梵鐘がありました。しかし、幕末にあって、これが海外に流出してしまい、パリ万博やウィーン万博などに展示されたりしていましたが、その後所在不明となっていました。ところが、この梵鐘、大正8年にジュネーヴ市のアリアナ美術館に所蔵されていることがわかり、外務大臣幣原喜重郎などが返還交渉に尽力し、ジュネーヴ市議会が品川寺に返還いたしました。そして、平成3年には、品川寺から別の新しい梵鐘がジュネーブ市に贈られ、それを機に品川区とジュネーヴ市が友好提携する運びとなったのです。

幕末期にあって、多くの美術品などが海外に流出しました。
社会の混乱期には、そういうことがどこの世界にもあったんだと思います。
だからといって、別にいまさら、強硬的にそれらを取り戻せとか、奪い返せなどとは言いませんが、ぼくら日本人はもう少しそういう歴史を勉強しないといけないと思います。自分たちの歴史がどういった過去をもっていたのか、ぼくたちは知らなさすぎると思うんです。

@梅本大介。
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2009.12.26 (Sat)

そうだ、北品川へ行こう。 4

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さきの品川神社が「北の天王社」ならば、「南の天王社」とよばれるのが、荏原神社になります。豊受姫之神、天照皇大神、 須佐男之尊、 高龗神、手力雄之尊 を祀っています。中心の神様は、高龗神(なんと読むか分かりますか?『おかみのかみ』と読みます。)です。高龗神は貴船神社(京都市)の祭神でもあり、日本の水の神様を代表とする神様です。また、『龗』とは『龍』をあらわす神様であり、水を支配する神である龍神と一体となるのです。

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ですから、神社はやはり川のそばにあり、龍神を表す装飾が境内に飾られています。
品川神社は、和銅2年に創建され、1300年の歴史を誇ります。それから、水の神さまである龍神として、源頼義・義家が深く信仰したことから、関東武士の拠り所として大変信仰されました。

ちなみに、「天王洲」の地名の由来は、この神社の「天王祭」にあります。


@梅本大介。
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2009.12.26 (Sat)

そうだ、北品川へ行こう。 3

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注目した施設がありました。
「品川宿 おばちゃんち」というものを見つけました。
よく調べてみると、『NPO法人 ふれあいの家 おばちゃんち』という団体さんが活動なされている活動スペースとのことです。
団体さんのホームページから、活動趣旨などを読んでみると、そのお考え(『子どもはそうした社会の中にあって親の背中だけでなく、大人たちの多種多様な生き方をみて、取捨選択し生きています。自分の子は自分がしっかり育てる時代から、子ども自身が選び取る、子育ちの社会化が始まっている』『大人も子どももともに学びあい、育ち合っていくという、「子どもと大人のパートナーシップ」』など)はぼくら修学院の教育理念と違うと思いますが、子供を育てるコミュニティーが崩壊していることは間違いないですから、どのような方法であれ、これを再生させる、回復させる、新生させる、という活動は大変すばらしいと思います。
このような活動がどんどん日本各地域で広がっていけば、とてもよいことだと思います。
ホームページ(http://obachanchi.org/)がありますので、ぜひご興味ある方はチェックしてみてください。
ぼくは素晴らしい活動だと思います。

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さて、次は品川神社に行きました。
品川神社は明治初年に准勅祭社と定められた東京十社のひとつです。文治3年に源頼朝が天比理乃命を祀ったのに始まったと言われます。
民俗文化として、この品川神社には「太々神楽」というものが伝わっています。そして、6月には例祭としてこの北品川にある荏原神社とともに天王祭というものが行われ、この祭事の役割を分担することから、品川神社は「北の天王社」ともいわれているようです。

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さてさて、最近、この土曜さんぽで、多くの神社などに伺わせていただきましたが、各神社に安置されている狛犬というのは、本当にそれぞれの神社で違いますね。というよりも、各地域なり、各作り手なり、という表現をした方がいいのでしょうが、狛犬の様々な表現があることに興味を抱きはじめています。
写真集などでていないでしょうか?
あったら、即、買いです(笑)。

ここだけの話ですが、「狛犬の写真」撮影というのを、趣味にしようかなぁ、と思っています(笑)。
狛犬の美しさ、わからないですかねぇ。。。(苦笑)。


@梅本大介。
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2009.12.26 (Sat)

そうだ、北品川へ行こう。 2

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次にうかがったのは、善福寺です。
しかし、この善福寺は先ほどの法禅寺の手前にあります。

じゃあ、なぜさきに法禅寺を先に紹介したかって?
・・・通りすぎちゃっただけです(笑)。

さて、この善福寺ですが、門の古さがお寺の古さを物語っています。
いや、本当に古い。
もう今にも倒れてしまいそうなくらい、古いです(失礼ですいませんwww)。
1295年(永仁2年)開創、1860年(安政7年)再建ということですから、まぁ、古い。

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お寺の古さもそうですが、このお寺を紹介するには、理由があります。
お寺の壁をみてください。
漆喰を。
わかりますか?
見事な龍が描かれているのが。

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漆喰で龍が描かれているのです。
あまり保存はよくありませんが、この漆喰で描かれている龍は、江戸の名工「伊豆の長八」とよばれた入江 長八の作品なのです。
しかし、伝説的なほどの芸術家(左官職人・工芸家)であった彼の作品は、その作品の部類が漆喰細工であったものですから、関東大震災や第二次世界大戦でそのほとんどが焼失してしまっています。ですから、あまり保存はよくなくても、残っている作品はとても貴重なものなのです。
ぜひ、あなたもご覧になってみませんか?


@梅本大介。

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