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2009.06.22 (Mon)

自治体に任せるのではなく!!

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国家の意志、として我が国の国土行政の大改革をはたすため、『地籍調査』を推し進めるべきだ、と昨日の福岡での勉強会では提案しました。

地籍に関しては、ウィキペディアを参照してください。なかなか理解しやすく編集されています。

地籍とは、土地の戸籍のことです。我が国では、この地籍の調査事業が平成17年度当時で47パーセントしか終わっていませんでした。戦後の事業ととしてとらえますので、このままのペースでは、あと60年かかってしまいます。それはイコール60年もの歳月を我が国は戦後ムダに歩んできた、と断言していいように思われます。にも関わらず、まだあと60年も歳月をかけるのか。それでは、他の国々に遅れをとり、『失われた15年』どころではなく、『失われた120年』と言われることになってしまう。

自民党だろうが、民主党だろうが、次の政権党になった政党は、特別法・大型予算(地方交付金)をもって、この問題に取り組んでいただきたいと思います。

地籍問題は、我が国の開発行政の根本だとぼくは感じています。
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19:22  |  【 想う福岡のこと 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2009.06.13 (Sat)

台湾の行政構造改革の成否が

日本の将来を左右しかねない、と思っている改革があります。

これは日本では一部で(本当に一部ですが。台湾の行政改革の話題なんて、日本のマスコミはニュースにしませんから)、『台北都構想』と言われている議論です。

台湾の行政構造とは、日本の内閣にあたる行政院と、地方自治法に定められている市(これも政府直轄の市と、独立行政区の市があります。台北市や高雄市がそうですね。)やその他地方自治体で構成されています。これら地方自治体の“格付け”は、人口によって定まります。

現在、議論になっているのは、『市合併論』です。

いくつか議論に性格分けがあるのですが、ひとつは政府直轄の市やその他地方自治体が合併して、独立した行政体になろうという議論です。具体的にいえば、淡水周辺の自治体が合併し、より強大な力をもつ新『淡水市』になろうとしています。行政構造の合理化は、あるひとつの改革の方向性だと思いますので、それ自体を否定しませんが、しかし、重要な問題はこの合併論が首長選挙をかけた与野党の駆け引きになっていることです。

政権奪取以降、まだ反国民党系のマスコミ調査などをみても『政策実現力に期待できる政党』として期待値は大きいですが、それでもやはり、馬英九大統領をはじめその支持率は落ちています。
(それでも政権を保てている理由はやはり、台湾国民の民進党への落胆の大きさと、馬英九大統領の潔癖性なんだと思う。民進党の支持者にインタビューしても、なぜか馬英九大統領の金銭的な潔癖さをだれも疑っていないから、驚かされる。…ぼくはめちゃくちゃ疑ってますが)

地方選挙では負ける可能性も出てきて、さらには前回の立法院選挙で勝った国民党の立法員(国会議員)たちが地方の首長に“転職”するための調整(台湾の与野党は、候補者をたてるときにちゃんと党内予備選挙をやることは日本も見習わなければならないのではないでしょうか?)のために、自治体の合併を行うのであれば、今年予定されている選挙を凍結・延期すべきだと国民党は主張しています。

民進党は、この国民党に対し、『行政改革は行政改革であり、選挙は選挙だ』と批判をし、選挙の通常実施を求めています。

この問題に関しては、日本人のぼくからすれば、民進党のほうが筋が通っているように思います。
民進党はかつて、小選挙区制度改革で自分の首をしめることになりました。今回はその反省ができているのでしょうか?民主主義の原則や精神をおとしめられないことを願います。

そして、もうひとつ。
日本では、『都』構想と認識されはじめているが、台湾全土をより大きな行政構造に変えようという考えです。これは、うえの構想議論とも関係してきますが、台湾全土を4~8の行政体に再編しようという動きです。たとえば、台北市をはじめとする自治体が統合化され、『台北都』となります。この着想は、行政の合理化・統合化という意味からいえば、当然の帰結点ではあるのだけれども、アメリカのメトロポリス制度の設計思想に近いように思われます。だが、よく考えてもらいたいのですが、この動きに近いことを、われわれ日本も同じような動きをしていないでしょうか。

そう、『道州制』です。
台湾は九州とほぼ同じ人口と面積で、その他構造思想も大変似通っている国同士です。

これに着目すれば、台湾の『大都』構想と、日本の『道州制』構想は、リンクしあっていると考えていいのではないでしょうか。

まさに、台湾の行政改革の成否が、日本の将来を左右している!
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15:01  |  【 想う台湾のこと 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2009.06.01 (Mon)

親中派と媚中派(売国奴)を見間違ってはならない!

政治とは機微である。


これは永田町の先輩のひとりにはじめて叱っていただいた時の言葉です。
それ以後、この「機微」という言葉をとても大切にしています。
なぜなら、物事は単純に黒と白には分けられないから。
必ず、「際」と「間」が存在する。
誰が仲間で、または裏切っているやつなのか、本当に分からないことばかりです。
でも、だからこそ、この「機微」というものを、「不信」ではなく、「信頼」創るものとしてとらえなきゃならない、と教わっています。


そういう黒と白で分けられない話をひとつ。

<中台>台湾の与野党、幹部が相次いで訪中―米メディア

2009年5月25日、米国営ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の中国語版は、台湾の2大政党、与党・国民党と野党・民進党の幹部が相次いで中国本土を訪問したと報じた。

民進党所属の陳菊(チェン・ジュー)高雄市長は21日から4日間の日程で訪中し、北京市長や上海市長と会見した。同党の鄭文燦(ジョン・ウェンツァン)報道官は、「陳市長は訪中の間、『我々中央政府の馬総統』という呼称を使い、台湾の主権を強調した」と述べ、「民意重視」の姿勢をアピール、新中派の国民党を牽制した。

一方、台湾の与党・中国国民党の呉伯雄(ウー・ボーシオン)主席は25日、8日間の日程で訪中を開始。中台関係の今後の一層の協力関係に前向きな姿勢を示した。鄭報道官の発言に対しては、「中国共産党と共催する『両岸経済貿易文化フォーラム』では暗黙の了解で対等な立場で互いの立場を尊重している」と反論している。

台湾では先月、馬英九(マー・インジウ)総統が就任1周年を迎えたが、「行きすぎた親中路線」を批判する民衆が大規模なデモを起こしている。



このニュースの意味はとても大きい。
台湾承認派(ぼくは李登輝先生が言われるように「独立」という言葉は使いません。すでに台湾は、もしくは中華民国は堂々と独立しているのですから)である民進党の重要人物が、北京で「中華人民共和国中央政府とは別の中央政府組織が存在する」と明言して、これがニュースになっていること自体が、とても意味のあることなのです。

陳菊

陳菊市長、よく言った!!


一部の媚中派が、台湾みずからの主権問題を隠すために、言葉の使い方でさえ、中国政府に遠慮しているのとは大違いです。中国と台湾は経済的繋がりはあっていいのだと思います。両岸の経済的繁栄は、別に悪いことではない。たとえ、台湾が国連に再承認され(国連憲章では中華民国の議席は残っていますが)、そしてまた中華人民共和国がなにかしらの理由で崩壊したとしても、大陸には13億の民が存在し続けるのは確かなのですから。これを無視することは現実的ではありません。問題は国家主権をどこまでも維持しながら、適当な距離関係を保つことなのだと思います。

どんなに交流を深めたとしても、台湾人が中国人に戻る(?・・・言葉の使い方が適切ではありませんね。でも言いたいことは分かってくださるでしょうか?)ことは、もう決してないと思います。これだけ中国との融和派である現政権が色々な手をうとうとも、自らを中国人だと思っている台湾人は10%程度(記事参照)です。


責難は成事にあらず


政治の本来の姿とは、まさにこの言葉につきると思います。
物事の表面だけを見てただ感情的に善悪を判断してしまうのは、ただの下手の横好き。
多くを考えさせられる記事です、これは。

親中派と媚中派の違いを考えたときに、思い出すのは、松村謙三(故人)さんです。
日中記者交換協定を取り決めたり、自由民主党を代表する大物親中派でしたが、日本の政治史に残る偉大な政治家のひとりであったと思います。

昭和41年、松村代議士が83歳という高齢で、訪中した時のことです。
当時の中国の首相は、周恩来。
この人も中国史上、偉大な政治家のひとりだと思いますが、彼が訪中団の前で佐藤栄作首相(当時)の対中政策の批判を展開していたときに、自由民主党きっての親中派であり、また反佐藤の代表格であったにもかかわらず、周恩来首相に対して、
「佐藤首相は日本の首相です。私は日本人です。日本人の私の目の前で、日本の首相の非難をすることは断じて許しません」
と言ってのけたのです。

松村謙三

当時の周恩来首相に対して、これほどのことが言えたとは、驚嘆に値します。
どこかの党の前代表のように、中国にのこのこと行って、日本の首相の批判をして、中国の国家主席と握手をしただけで子どものように喜ぶような政治家と同じ「親中派」とはみなしてほしくないと思いますね。

ぼくが愛台派であるように、親中派や愛中派がいたっていい。
それはそれとして、政策としてしっかりとした誇りがあれば、国益にかなうと信じているならば、堂々と行動すればいいのです。

しかし、自らの日本の政治家としての誇りまで捨て、他人に媚をへつらうような政治家は、ただの「売国奴」にしかすぎません。

いまこの国に必要なのは、「保身派」ではありません。
自らの生き方に筋が通っていると誇りをもっている「保守派」です。
その保守派がどういう思想をもっていようが、それは個人の正義の問題であって、なにが正しいのなんてない。

しかし、少なくとも「売国奴」は議員バッヂをつけないでほしい。
国を売ってまで、自分の私益を確保しようなどという人たちに、この国の未来を任せているぼくたちは何を信じていけばよいのか分からない。
そういう人たちが跋扈している永田町の現在に、機微もなにもあったもんじゃない。


いま、ぼくたちに、そしてこの国そのものに必要なのは「誇りある日本の心」なのだと思います---。
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01:01  |  【 想う日本のこと 】  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
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